アニメ調3Dグラフィックによる広大なオープンフィールド探索と、リアルタイムなアクション要素が話題の『アークナイツ:エンドフィールド』。
公式から発表されている推奨スペックを見て「GTX 1060」や「RTX 2060」と書かれていても、これらは数世代前のパーツです。「で、今ショップで売っているPCならどれを買えばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、公式の動作要件を「現在(2026年最新)のゲーミングパソコンで売られているパーツ」に置き換えて分かりやすく解説し、今から購入して後悔しないための選び方ガイドです。
OYAGY筆者は現役のシニアITエンジニアであり、ゲーマー歴20年以上のPCヘビーユーザーです。技術者としてのハードウェア知識と、長年のゲーミング体験の両方の視点から、失敗しないPC選びを徹底解説します。
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『アークナイツ:エンドフィールド』公式スペックと現代パーツ換算
まずは公式から発表されているスペックと、それを「現代の新品パソコンで手に入るパーツ」に置き換えた場合の比較表をご覧ください。
| 区分 | 公式スペック | 現代パーツでの相当・代替ライン | 現代PCでの快適度 |
|---|---|---|---|
| 最低環境 | GeForce GTX 1060 (6GB) | RTX 3050 / RTX 4050(ノート用) | 画質「低」、30〜60fps。とりあえず動くレベル |
| 推奨環境 | GeForce RTX 2060 | RTX 4060 / RTX 5060(※大幅クリア) | 画質「中〜高」、フルHD/60fpsで快適 |
| 真の推奨 | (公式記載なし) | RTX 4070 SUPER / RTX 5070 | 最高画質、WQHD/4K解像度、高フレームレート |
公式推奨の「RTX 2060」は現在新品ではほぼ流通していません。今BTOパソコンでエントリー向けとして販売されている「RTX 4060」や「RTX 5060」を選べば、公式の推奨ラインを軽々と超えるパフォーマンスが得られます。
目的別!今ゲーミングPCを買うならこのスペックを選べ
これからゲーミングPCを新調する方に向けて、プレイ環境・予算に応じた3つの構成基準をまとめました。
どのモデルもパーツの高性能化やメモリの高騰などの煽りを受けて高価格になっています。目安価格は執筆時点での標準価格を参考にしています。セールによっては5〜10万安くなったりすることもありますので、買うならセールを狙いたいですね。
A. コスパ重視(フルHDで60fps・快適に遊びたい)
予算を抑えつつ、『エンドフィールド』の世界を標準〜高画質でスムーズに遊びたい方向けの構成です。
- CPU: Intel Core Ultra 5(例: Core Ultra 5 225F等) または AMD Ryzen 5 7500F / 7600
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 / RTX 5060
- メモリ: 16GB〜32GB(DDR5)
- ストレージ: 1TB NVMe SSD
- 目安価格帯: 20万〜25万円前後
B. 高画質・高フレッシュレート派(WQHD解像度 / 120fps以上)
「せっかくの3Dアクションだから高画質でヌルヌル動かしたい」「WQHDモニターで綺麗なグラフィックを堪能したい」方向けの構成です。
- CPU: Intel Core Ultra 5 / Core Ultra 7 または AMD Ryzen 7 7700 / 9700X
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER / RTX 5070
- メモリ: 32GB(DDR5)
- ストレージ: 1TB〜2TB NVMe SSD
- 目安価格帯: 25万〜35万円前後
C. ウルトラ環境・配信派(4K解像度 / ゲーム配信・動画編集もやる)
4Kモニターでの最高画質プレイや、OBS等を使ったライブ配信、Discordでの画面共有を同時に行う方向けのスペックです。そういったことをせずとも、性能が求められる重量級のゲームタイトルを満足に動作させるにはこのあたりのスペックが必要になってきます。
- CPU: Intel Core Ultra 7 / Core Ultra 9 または AMD Ryzen 7 7800X3D / 9800X3D
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER / RTX 5080
- メモリ: 32GB〜64GB(DDR5)
- ストレージ: 2TB NVMe SSD
- 目安価格帯: 60万円〜
- デスクトップとノートのどちらにするか根本から迷っている方へ
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デスクトップとノートのどちらにするか根本から迷っている方は、こちらの比較ガイドをご覧ください
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3. その他の重要パーツ(メモリ・ストレージ)の注意点
システムエンジニアとしての知見と、実生活での使用感をもとに、失敗しやすいメモリとストレージの選び方を解説します。
メモリは16GBで足りる?32GBにするべき?
公式推奨は16GBですが、予算に余裕があれば「32GB」へのカスタマイズを強くおすすめします。
近年の3Dオープンワールドゲームはメモリ消費量が非常に大きく、OS自体の基本使用量に加えてゲームが10GB以上を占有することも珍しくありません。
エンドフィールド起動中と、未起動の場合でメモリー使用量を見てみました。なお、解像度2kでグラフィックは全て最高設定にしています。筆者のPCはメモリ32GBですが、エンドフィールド単体で13.5GBを使用していました。


画像のように、ゲーム単体でのメモリ占有に加え、Discordでのボイスチャット・画面共有や、別モニターで攻略サイト・動画(YouTube/Twitch)を開きながらプレイすると、16GB構成ではメモリ使用率が90%を超えてカツカツになり、ゲームのフレームレート低下や突然の強制終了(クラッシュ)の原因になります。
ストレージ選びの罠:NVMe SSDの規格と「真に必要な容量」
1. NVMe SSDの規格について(Gen4で十分!)
NVMe SSDには「Gen3」「Gen4」「Gen5」といった転送速度の規格があります。
最上位のGen5は超高速ですが高価で発熱も大きめです。ゲームのロード速度や一般的な動作においては「Gen4(PCIe 4.0)」で十分すぎるパフォーマンスが得られます。予算を無駄に割いてまでGen5を選ぶ必要はありません。
2. 容量はなぜ「最低1TB」必要なのか?
「ゲーム1本の容量が50GBなら、512GBのSSDで十分では?」と考えるのは危険です。筆者の実体験をもとに解説します。
筆者自身、Steamなどで『Once Human』や『黒い砂漠』といった大型オンラインゲームを日常的にダウンロードしてプレイしていますが、現代のPCゲームは1本で80GB〜100GB超えも珍しくありません。
また、SSDは「使用容量が全体の80%〜90%を超えると、構造上書き込み・読み込み速度が大幅に低下する」という特性があります。
- 512GBの場合: OS領域やシステムデータで100GB近く使われ、残り約400GB。大型ゲームを2〜3本入れた時点で容量が80%を超え、パフォーマンス低下のリスクに直面します。
- 1TBの場合: 実質的にストレスなく自由に使える領域は約500GB程度と考えた方が安全です。
『エンドフィールド』本編も展開・アップデート等で実質100GB近くの空き領域が必要になる場合があるため、パフォーマンス低下を防ぐためにも最低1TB、複数タイトルを遊ぶなら2TBを選んでおくのが失敗しない鉄則です。
失敗しないBTOパソコンショップの選び方:おすすめ2社の徹底比較
『エンドフィールド』に最適なPCを購入するなら、サポート面やコスパに定評のあるBTOショップを利用するのがベストです。
当サイトでは、実際に筆者が購入・運用経験のある2大BTOショップ「マウスコンピューター」と「サイコム」をおすすめしています。両者は目指しているコンセプトや強みが大きく異なるため、ご自身のニーズに合わせて選ぶのが成功の鍵です。いずれも日本国内で組立・生産しており、サポート対応も日本人が行ってくれるため、個人的には数あるメーカーの中でも信頼しています。
マウスコンピューター vs サイコム 比較表
| 比較項目 | マウスコンピューター(NEXTGEAR / G-Tune) | サイコム(Sycom / G-Master) |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 圧倒的なコスパ・初心者への手厚さ | 匠の組み上げ品質・パーツ厳選・静音性 |
| パーツ構成 | バランス重視(標準パーツ中心) | メーカー・型番まで細かく指定可能 |
| 標準保証 | 3年間センドバック修理保証 | 1年間(3年まで延長可能) |
| サポート | 24時間365日電話サポート対応 | 営業時間内専門スタッフ対応 |
| 静音性・冷却 | 標準〜高い(モデルによる) | 業界最高水準(Noctua製ファンやデュアル水冷等) |
| 納期(出荷) | 早い(翌日〜数日発送モデル多数) | 丁寧な受注生産(1週間〜10日程度) |
| ターゲット | 初心者〜ミドルゲーマー・コスパ重視 | こだわり派・静音派・長期間安定運用志向 |
1. マウスコンピューター(NEXTGEAR / G-Tune)
〜コスパ抜群!手厚い保証と24時間サポートで初心者に圧倒的安心感〜
マウスコンピューターは、日本国内で絶大な知名度と実績を誇る大手BTOメーカーです。特に若年層・エントリーゲーマー向けブランド「NEXTGEAR」や定番の「G-Tune」は、価格とスペックのバランスが非常に優れています。
- エンジニア目線の評価
- 標準で「3年間の長期保証」と「24時間365日の電話サポート」が付帯している点が最大の強みです。夜間や休日に万が一トラブルが起きても、いつでも専門のスタッフに相談できる安心感は、初めてBTOパソコンを購入する方にとって何よりの保険になります。また、出荷速度が速いため「届いてすぐエンドフィールドを遊びたい」というニーズにも即座に応えてくれます。
- こんな人におすすめ!
- 「20万〜25万円前後の予算で、コスパ良く『エンドフィールド』を快適に遊びたい」
- 「初めてゲーミングPCを買うので、保証やアフターサポート体制が手厚いショップが良い」
- 「注文してからなるべく早く自宅に届けてほしい」
- 「楽天やYahooでポイントを活用した購入をしたい」
2. サイコム(Sycom / G-Master)
〜職人技の美しい裏配線と静音性!パーツ品質に妥協しないこだわり派へ〜
サイコム(Sycom)は、PCパーツの品質と組み上げ精度に極限までこだわる、PC通・自作PC経験者からも高く評価されるプレミアムBTOメーカーです。
- エンジニア目線の評価
- サイコムの真価は、ケースを開けた瞬間にわかる「美しい裏配線」と「徹底されたエアフロー(冷却・静音)設計」にあります。BTOメーカーでは省略されがちな「PC電源ユニット」や「クーラー」にまで高級・高品質なパーツ(Noctua製ファンやCorsair製電源など)を厳選して採用可能。高負荷な3Dゲームを何時間連続でプレイしても熱暴走を起こさず、ファンが静音化されているため、ゲーム内の細かなSEやBGMにしっかりと集中できます。
- こんな人におすすめ!
- 「『エンドフィールド』の美しい世界観やサウンドに、動作音(ファンの爆音)を気にせず没頭したい」
- 「電源やクーラーなど目立たないパーツまで高品質なものを選び、長期間ノントラブルで安定して使い倒したい」
- 「将来的なパーツ増設やメンテナンスのしやすさ、内部配線の美しさにこだわりたい」
筆者の実体験:なぜ「少し余裕を持ったスペック選び」をおすすめするのか?
一度本格的なゲーミングPCを手に入れて高画質・高フレームレートでの圧倒的に滑らかなゲーム体験を味わうと、「もう家庭用ゲーム機やスマホのグラフィック・レスポンスには満足できなくなる」という現象が起きがちです。筆者自身もまさにそうでした。
ゲーミングPCを購入すると、プレイの幅が広がり『エンドフィールド』以外にも魅力的なSteamゲームや大型MMO、最新アクションゲームに間違いなく手が伸びます。
その際、ギリギリの低スペックPCを買ってしまうと、「新しくやりたいゲームが見つかったのに、スペックが足りなくて重い・まともに遊べない!」という悲しい状態に直面します。
PCパーツは後から部分交換することもできますが、互換性の問題や手間を考えると、「最初に予算の許す範囲でワンランク上の少し余裕を持ったスペック(例えばGPUをRTX 4060/5060からRTX 4070/5070へ、メモリを32GBへ)」を選んでおくのが、結果的に最も買い替えスパンを伸ばせてコスパが良い買い方になります。
まとめ:現行の「Core Ultra 5 / Ryzen 5 × RTX 4060/5060」以上を選べば間違いなし!
公式推奨スペックは過去世代のパーツ基準で記載されていますが、現代のBTO市場であれば「Core Ultra 5 / Ryzen 5 + RTX 4060/5060」クラスのゲーミングPCを選べば、公式推奨ラインを余裕でクリアできます。(ノートPCの場合はワンランク上を選びましょう)
ただし、他の最新ゲームも快適に遊び尽くしたい・長期間快適に使いたいと考えている方は、ぜひワンランク上の「RTX 4070 SUPER / RTX 5070」や「メモリ32GB」搭載モデルも検討してみてください。
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